武田久吉博士、ヘリコプターを使った平ヶ岳の高山植物観察
土橋進一氏からこの時のお話を伺うことができました。
「武田久吉博士は高齢のため平ヶ岳の山頂にヘリコプターでご案内した。
ヘリは福島県の民間の尾瀬への物資の運搬を担当している会社に依頼した。文化庁、環境庁、湯之谷村、檜枝岐村、長岡営林署などの関係省庁からヘリ着陸の許可を取るのに6ヶ月もかかった。学術的な植物調査のために特別に許可を取り付けることができた。
御池の駐車場から発進して15分ぐらいで平ヶ岳山頂に着き、数時間後に迎えに来てもらった。檜枝岐荘の主人と山頂に降りる。天候が悪くて檜枝岐村で3日間も待たされる。山頂の着地点は平ヶ岳でなく池の岳に降りる。接地できる場所は地面が固くなっている所で一箇所しかない。」
土橋進一は日本自然保護協会の会員であり、乙女高原ファンクラブの世話人を勤められています。